うちの子どもは学校から帰ってくるなり、すぐお友だちと遊びに外へ飛び出してしまいます。元気が良くて恵まれていることなのですが、親としては多少不満があります。子どもがお友だちを優先して、親の言うことを聞かなくなって来たのです。

例えば、学校の下校時間がいつもより早い日があり、普段できない事を子どもと一緒に取り組んでみたいと考え、「田舎のおじいちゃんに手紙を書こう。」「おやつにホットケーキを作ろう。」等と約束したことがありました。しかし、帰宅するや否やその予定はすっかり忘れ去られ、「お友だちに遊びに行くと言っちゃったから、30分早く帰って来てからするね。」という感じで、反故にされてしまうのです。緊急性が高くない買い物やお出掛けやお手伝いが、こうして何度も延期や中止になりました。

このような約束は、リビングのカレンダーに大きくメモしたり、夜の就寝前や朝の登校前に言い含めたりしても効果がありませんでした。子どもの手に油性マジックで予定を書こうかと思ったこともあります。しかし子どもが学校でからかわれそうで、授業でテストがあったり給食当番だったりした時には問題になる可能性があります。結局「今日は遊びに行かないで。」と言い聞かせるしかありませんでした。

ところが、お友だちの都合が悪くて遊べない時やお友だちとケンカしてしまった時は、逆に親に約束を急かすほどの天邪鬼ぶりです。「今日は遊ばないから、前に約束していたお出掛けに連れて行って。」と、突然時効に関係なく要求されるのです。遊びに行くのを見越して用事を済ませようとしていたタイミングに言われると、自分の子どもでありながらイライラして「あなたが先に約束を破ったの。」と責めたくなり、親子ゲンカが発生します。
“高学年になるにつれてお友だち優先になる”と聞きますが、うちもそのケースだったようです。お友だちともう少し距離を置いて遊んでくれるといいのに、と思います。

重要なことはなぜ重要なのかをキチンと伝え、子どもの自発で改めてもらうスタイルに変更

以前お友だちのお母さんに「一緒に遊んでくれてありがとう。」と言いがてら、お家の様子を聞いたことがあります。そのご家庭では、あまり勉強時間や寝る時間を気にしていないようでした。そこで、自分が少し神経質だったと気が付きました。

そこで、雨の時や6時限目授業の時は下校後に遊べない事を考え、遊びたい時は予定を変更して遊ばせるようにしました。しかし条件付きです。宿題は必ず終えること、家族揃っての夕食やイベントを優先にすることです。遊び疲れて宿題ができない時は翌朝早く起きて宿題をするように、自分の目覚まし時計を持たせました。また、日没が遅くても門限は17時に決め、早目の夕食を皆でとることにしたのです。

病院や家族のイベントといった重要な予定は、“なぜ重要か”を事前に説明するようにしました。すると、子どもが遊ぶ約束を初めから断るようになりました。すぐには実行できませんでしたが、徐々に改まってきた感じです。
子どもが大きくなっても、色々な形で子育ての悩みが出て来るのだと思います。子どもと親の思いが折り合える境界線のようなものを探しながら、これからも過ごして行きそうです。

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